狂犬病 ってどんな病気?
狂犬病は、狂犬病ウイルスによって起こる感染症で、犬だけでなく人を含めたすべての哺乳類に感染します。
感染した動物に咬まれることで、唾液中のウイルスが体内に侵入します。
このウイルスが脳に到達し異常をきたすことで、次のような症状が見られるようになります。
- 性格が変わる(攻撃的になる、逆に元気がなくなる)
- よだれが多くなる
- 物をうまく飲み込めない
- けいれん、麻痺
発症するとほぼ100%死に至ります。
これは人でも同じで、世界では今も毎年多くの方が亡くなっています。

日本に狂犬病はあるの?
日本は現在、国内での発生がなく『狂犬病清浄国』と言われています。
これは偶然ではなく、次のような徹底した対策をすることで国内から狂犬病を根絶しました。
- 年1回の狂犬病予防接種
- 法律で定められた犬の登録
- 厳しい動物の輸入検疫 など
現在もこうした取り組みで日本国内は狂犬病から守られています。
『狂犬病清浄国』は世界で11の地域しかなく、近隣の韓国や台湾でも狂犬病による死亡者は発生しています。
もし海外からウイルスが持ち込まれれば、日本でも狂犬病が広まる可能性はゼロではありません。
国内にない病気なのに予防接種が必要なの?
「法律で決まっているから打ってください。」
これだけではいまいち納得できない方もいると思います。
現在日本では、上で述べたような徹底した対策が実施されたことによって狂犬病は見られていません。
もし感染動物が国内に入ってきても、多くの犬がワクチンを接種していれば『集団免疫』により、狂犬病の蔓延を防ぐことができます。
そのため、現時点で国内にない病気だとしても、年一回の狂犬病予防接種が重要になります。
狂犬病予防接種は
- 愛犬を守るため
- 人間を守るため
- 社会全体を守るため
「法律で決まっているから」 その背景を知った上で、一年に一回予防接種を受けていただくようお願いします。
接種のポイント
- 年1回の接種(法律で義務)
- 市町村への登録と鑑札の装着
- 体調が悪い日は無理せず、必ず獣医師に相談
参考:狂犬病|厚生労働省
気になることがあればいつでも気軽にご相談お待ちしています。




