犬の フィラリア 予防について | なんで予防が必要なの?

フィラリア 症ってどんな病気?

フィラリア症(=犬糸状虫症)を介してうつる寄生虫の病気です。この寄生虫が心臓や肺の血管に寄生し様々な症状を引き起こし、最悪の場合は命を落とすこともあります。このコラムではフィラリア予防の必要性について解説します。


どうやって感染するの?

  1. フィラリアに感染している犬の血を蚊が吸い、血中に存在するフィラリアが蚊の体内に入り込む

  1. その蚊が別の犬を刺し、犬の体内にフィラリアが侵入する

  1. 犬の体に入った幼虫が成長しながら、数か月かけて心臓や肺の血管へ移動

この『犬→蚊→犬』という感染経路から考えるとフィラリアの感染を防ぐためには、蚊が活動する季節に予防することが大切です。


どんな症状が出るの?

初期はほとんど症状がありません。

成虫が増えてくると心臓や肺の異常から次のような症状が見られます。

  • 咳が出る
  • 呼吸が荒くなる
  • 散歩ですぐ疲れる
  • 食欲が落ちる
  • お腹が膨らむ

重症になると、心臓や肺に大きな負担がかかり命に関わることもあります。


予防はどうするの?

予防期間は、『蚊が出始めてから1か月後 ~ 蚊がいなくなって1か月後まで』が基本です。
当院では4~12月の投与をお勧めしています。

フィラリア症は月に1回の予防薬でほぼ100%防げる病気です。

当院では予防薬として飲み薬(チュアブルタイプ)をお勧めしています。

飲み薬が難しい子には滴下薬(スポットタイプ)もあります。

※感染から2か月以上経ちフィラリアが成長してしまうと予防薬の効果が十分に発揮されません

そのため予防薬を飲ませるタイミングがとても重要になります。


当院での予防薬の種類

飲み薬

滴下薬(塗り薬)

当院では一つで多くの寄生虫を予防できるシンパリカトリオをおすすめしております。


なぜ予防前に検査が必要なの?

すでに感染している犬に予防薬を投与すると、薬により大量のフィラリアが死ぬことで、犬に致死的なショック状態を引き起こす場合があります。
そのため、毎年シーズン前に血液検査で感染の有無を確認してから予防を始めます。


飼い主さんへお伝えしたいこと

フィラリア症は、感染すると命の危険もある病気ですが、きちんと予防すれば防げる病気です。

「うちは室内犬だから大丈夫?」と聞かれることもありますが、蚊は家の中にも入ってきます。
大切な家族を守るために、毎年の検査と予防を忘れずに行いましょう。

気になる事があればいつでもお気軽に、ご相談お待ちしています。

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